2010年04月12日

怡香烏龍(イーシャンウーロン)天気待ちの日々。。○

今日は晴れて製茶には最高のお天気!!
よ~し!製茶するぞ~アップ
怡香烏龍(イーシャンウーロン)天気待ちの日々。。○



と、思ったのもつかの間、、、タラーッ
『南風』ダウン

台湾の『南風』は重い湿気を運んでくるので、いくら天気が良くても南風が吹いているときは発酵茶の製茶には向きません。
なにしろ、南風が吹けはタイル張りの床が水滴で湿ってしまうほど重い湿気を運んでくる。

近代化(大量生産を目的とした)された製茶場では、天気が悪くても『熱風萎凋』をはじめ発酵を促す送風機などを使い製茶を敢行しますが、そうでないお茶がある。

全ての条件が揃った製茶するべき一点を狙って作り上げる。
怡香烏龍(イーシャンウーロン)天気待ちの日々。。○



怡香烏龍というお茶はそういうお茶なのです。


生産者の李欽徳氏とはもう長年のつきあいで、製茶の大先輩であり歳の離れた大切な友人でもあるのですが、それ以上になぜここまでこのお茶にこだわるかと言うと半発酵茶に少し詳しい方は下の写真を見れば一目瞭然!
怡香烏龍(イーシャンウーロン)天気待ちの日々。。○


茶葉の周囲に美しく均一に紅色に発酵のあとが残っているのが確認できますか?
怡香烏龍は、軽発酵・無焙煎でお茶本来の清清しさを前面に出したお茶なのですが、それでもここまで発酵のあとがのこるほどしっかりと発酵させている。これが本来の軽発酵と言えるかも知れません。李欽徳氏の製茶技術、とくに発酵へのこだわりは凄いのです。

何はともあれ、
新茶が出来上がったあかつきにはぜひ試し下さい!
産地ブランドやコンテストの肩書きなどドーデモよくなるちっ、ちっ、ちっほどの感動をお届けしたいと思います!
(お茶ができればの話しですが・・・ガーン


で、

今日の僕の仕事は、、、何をしていたかといいますと。。。

李欽徳氏の貯水池にアヒルを放流(って言うのか??)
してましたカエル
怡香烏龍(イーシャンウーロン)天気待ちの日々。。○



あ~アフラック!
怡香烏龍(イーシャンウーロン)天気待ちの日々。。○



あせるなアセアセあせるなオレ!

怡香烏龍(イーシャンウーロン)天気待ちの日々。。○



日本男児の心にはこんな言葉が生きている!サクラ
。。。。まで待とうアフラック!




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Posted by 『宗』 at 23:55│Comments(2)台湾茶
この記事へのコメント
檻のアヒル、なんかスゴイ(^^ゞ
こっちも一昨日くらいからまた湿気がすごくなってきました(T_T)
洗濯物が乾かないのでイヤ!!
それにしても台湾は自然が多くて羨ましいです♪
Posted by noinoinoinoi at 2010年04月13日 13:50
>noinoiさん

そうなんですよ~。
僕の歩いている台湾はほとんど茶園のある場所なので、ほぼ山の中(笑)
お茶の先生に会いに行ったり専門書を探したりする以外は殆ど台北にも
行きません。お茶の仕入れも問屋を通さないし。。。

・日本(宮崎の日向)⇒台湾(山の中)
もうね、海を越えても田舎者なんですわ♪

でも僕としては喋る言葉が『宮崎弁』⇒『台湾弁』に変わるだけでスゴーク
過ごしやすいです♪自然もいっぱい食べ物も新鮮=☆
魚釣りも楽しいよ~♪『チヌ』とか『クロ』とか磯からジャンジャン釣れちゃう!

宮崎の人も台湾に遊びにこんけ~?
(何気に観光アピール)

<(_ _)> <ゴメチャイ
Posted by 『宗』 at 2010年04月13日 18:43
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