スポンサーリンク


上記の広告は一定期間更新のないブログに表示されます。新しい記事を書く事で広告が消す事ができます。

  

Posted by みやchan運営事務局 at

2010年04月30日

スマートで頑強!『杉林渓烏龍茶』は意外に男性的なお茶なのだ

以前、(3月27日)杉林渓(サンリンシー)という山岳地帯(標高1300~1800m)にある茶園をたずねた際に知り合った茶農家から春茶のサンプルが届きました。



【杉林渓烏龍茶の外観】

茶葉からは、透明感のある『ミルキーな甘い香り』『若葉のみずみずしい香り』が包み込んだような、しっとりと上質な香り。
冬の間に養分をたっぷりと詰め込んだ上質な茶葉の香りに心躍ります。


送られてきたサンプルは、それぞれに茶葉の美しさ・透明感のある水色をもち、さすがは高級茶の貫禄。
茶葉の外観といえば、『杉林渓烏龍茶』の茶農家達はもともと『凍頂烏龍』を作っていた方達が多いので、茎の部分を長く残すところなど似ているところがありますね。



【香り】
『若葉のような青さ』『ミルキーな甘さ』、繊細でありながらも聞香杯飲み干した茶杯からは、『干したリンゴ』のようにトーンの高い甘い香りが漂う。


【味わい】
口に含んで最初に感じるのは、表情豊かな香りに対して意外なほどに『淡い甘さ』と『硬さ』
茶水が舌先から奥へと広がってゆくにつれ『梨』『リンゴ』のような穏やかな甘さ、『梨皮』の甘さと心地よい収斂味、そして『小石』のようなミネラル味が現れてきます。


『杉林渓烏龍茶』で特筆すべきは、まさにこの『硬さ』『小石』のようなミネラル味であると思います。

同じく標高の高い茶園で作られる『阿里山正露烏龍』(阿里山烏龍茶)にはこの特徴が見られません。『阿里山烏龍茶』の場合は、広葉樹林の下で落ち葉に覆われた土壌から育まれる豊かな『まろやかさ』と『柔らかさ』が特徴で、どちらかと言うと女性的な味わい。それに対して『杉林渓烏龍茶』は、『硬さ』を含んだ男性的な味わいと言えるかもしれません。
ミネラルウォーターで例えるならば『ボルビック』(軟水)『エビアン』(硬水)のような味わいの比較を感じていただけると思います。


さて、同じく原料は『青心烏龍』から作られるお茶でありながら、その特徴がどのように育まれるのか?と考えたときに思い当たるのはこの風景。

【杉林渓の断崖絶壁】


茶園に登る途中で撮影カメラしたものですが、露出した山肌をみるとどこか白っぽいと思われませんか?
地質についての知識があるわけではないので詳しい事は分かりませんが、見た感じなにやら火山灰が堆積して岩になったような。。。
このような山肌は、南九州に広く分布する『シラス』にも少し似ているなと感じました。

【谷底から垂直に立つ山肌】


露出した山肌と緑の境を見ても、白い山肌に薄く土の層が覆いかぶさっているように見えます。

【急斜面に作られた杉林渓烏龍茶の茶園】


おそらく茶園の下、あまり深くない地点からこのシラスのような地層・岩盤が広がっており、そのミネラル等が茶の味わいに影響を与えているのではないかと考えます。
杉林渓の気候と土壌が生んだ独特の味わい。ワインで言うところの『テロワール』と類似した現象だと思います。


【杉林渓烏龍茶の水色】


キラキラピカピカと透明感のある美しいお茶の色。シャープでやわらかく、上品な香りが漂います。
スマートに見えながらその実、硬派な味わいを隠し持った『杉林渓烏龍茶』

【杉林渓烏龍茶の茶底(茶殻)】


弾力と柔らかさ、生き生きとした春茶のようすがうかがえます。
今季は温かい日と寒い日が極端だったので、少し茶葉の大きさにバラつきが見えますが、香り・味わいは上々です!

発酵は、茶葉の周辺、または『攪拌』(かくはん)により発酵が促された部分に紅色の変色が見られます。

【発酵のようす】


10年ほど前は清香系高山茶が全盛を迎える頃でもあり、あまりの軽発酵(緑茶)ぶりに唖然オドロキとしたものですが、最近は少し変わったのかな。。。今回は3箇所の茶園から5ロット取り寄せたのですが、想像するより良かったです。
なかでも、杉林渓の風土が生み出す独特な味わいを感じるのに面白いロットを見つけましたので少量ながらお届けしたいと思います。


今回お届けする『杉林渓烏龍茶』は、まだ季節限定販売ですが、高地栽培の烏龍茶がお好きな方には『阿里山正露烏龍』と飲み比べていただけると、よりお楽しみいただけるのではないかと思います。


『杉林渓烏龍茶』『阿里山正露烏龍』
5月15日発送!
できたて一番茶、予約受付中!!

↓↓↓↓↓



 【2010年・春茶予約スタートしました】
☆。,:*:・'゜'・:*:,。,:*:・'゜☆。:'・,:*:・:*:,。,:*:・'
ピカピカ\(*・∇・)/*【台湾から一番茶の香り】*\(・∇・*)/ ピカピカ

   台湾茶の台湾福茶

※今回台湾で製茶しました烏龍茶は、春茶予約ページよりご注文いただけます!

  


Posted by 『宗』 at 18:00Comments(0)台湾茶

2010年04月28日

廃屋に咲く花、『アサガオ』かいな何かいな?

~裏通りにある素敵な廃屋。~



沖縄では、春分から梅雨入りまでの間を『うりずん』と呼ぶらしいですね。
春の雨に大地が潤い、緑あふれるようす。夏のまえ。

人の住まなくなった廃屋もざわめく緑に、花に包まれています。





烏龍茶を製茶するには『雨』タラーッはこまりものですが、
この時期の雨が育てる草花には感嘆せざるを得ない美しさを感じます。




可憐さと力強さ、清純でありながら魅惑的。
茶水(陰)でありながら太陽と風を思わせ、
香りから味わい、喉越しまで立体的に折り重なる感嘆がお茶の深みを形成してゆく。

そんなお茶を作るために今日も待っています。

カエルケロケロ♪





  


Posted by 『宗』 at 21:00Comments(4)台湾の花

2010年04月27日

台湾の無農薬・有機栽培茶園(許時穏)

当店で取り扱っている多くのお茶は、絶対に『化学肥料』や『除草剤』・『殺虫剤』などを使わない
『全有機栽培』(台湾の規格)
で作られています。

ではでは、『全有機栽培』の茶園とはどのようなところか?覗き見してみましょう!

TVなどで目にされた事があるかもしれませんが、台湾の有機栽培茶園は一見荒れ放題オドロキ
↓↓↓↓↓
荒れ野原ではなく、
『全有機栽培』の茶園です。





草むらの中から、茶樹がニュキッ!ニョキッ!っと
生えているみたいでしょ♪
これは、風通しを良くして病害虫を防ぐために茶樹の間隔を空けて植えられているためです。
茶樹の品種は、最高級台湾烏龍茶『東方美人』の原料『青心大有』(正しくは『有』の月の部分の横線がない)
【青心大有の茶樹】




いっぽう、こちらは生命力が強くて成長も早く、病気や害虫にも極めて強いスーパー品種『四季春』の茶樹。
【四季春の茶樹】




樹の年齢もありますが、葉の大きさや勢いを見ると品種の特長が一目瞭然で面白いでしょ♪
余談ですが、この四季春という品種は改良場が品種改良したものではなく、木柵鉄観音の産地で発見された自然交配により生まれた品種です。

キレある爽やかな香りが前面に立つ素晴らしいお茶で、お食事と一緒に楽しむにもオススメ!
宮崎では、一つ葉の『風嘉』さんやホテルメリージュの『マンダリン』さんなどでお試しになれま~す(広報)ワーイ

【四季春の茶葉】



僕はいつも製茶前の生茶を食べて茶葉自体の様子をみるのですが、いろんな品種の生茶を食べた中(小葉種)でこの『四季春』が一番苦い(笑)そして香りも強い!
それだけ強い品種なのだろうとおもいます。

ちなみに比較的甘いのは『烏金烏龍』や『鉄観音』。
『青心烏龍』も食べやすい茶葉で、『武夷』・『金萱』・『翠玉』は比較的苦く、このように見ても茶樹の強さと苦さは比例しているような気がします。。。


もう一つ、許時穏の茶園には面白い茶樹があります♪これこれ、茶葉が極めて美しい『台茶17号』(白鷺)
【『台茶17号』(白鷺)】



まるで、
春のざわめきが最高潮に達しているような勢いのある茶葉!

『台茶17号』(白鷺)といえば、伝説の品種『白毛猴』の血統を継ぐ品種で、家系図で例えるなら前回の『台茶14号』(白文)の甥っ子にあたる品種です。

やはり『白毛猴』の特色である美しい『若芽』が色濃く現れています。
個人的には、茶葉の外観・お茶としての香りや味など、この『台茶17号』(白鷺)が最も『白毛猴』の特長を引き継いでいると思います。


【『台茶17号』(白鷺)の茶葉】 美しい!ピカピカアップ





今季この茶園では、『四季春茶』『清香烏龍茶』を製茶する予定です!

また、今季から『清香烏龍茶』の原料を花粉症の予防にも有効とされるメチル化カテキンを最も多く含んだ『青心大有』に変更しようかと考えております。クローバー





 【2010年・春茶予約スタートしました】
☆。,:*:・'゜'・:*:,。,:*:・'゜☆。:'・,:*:・:*:,。,:*:・'
ピカピカ\(*・∇・)/*【台湾から一番茶の香り】*\(・∇・*)/ ピカピカ

   台湾茶の台湾福茶

※今回台湾で製茶しました烏龍茶は、春茶予約ページよりご注文いただけます!





  


Posted by 『宗』 at 17:00Comments(0)台湾茶

2010年04月26日

でかビスカス!(゚▽゚;)<Oh! big=☆

今日は晴れたり雨が降ったりと不安定な天気。
相変わらず製茶はできずに有機栽培茶農家の許時穏氏の茶園でお茶を飲みながら打ち合わせ。

茶摘前の茶園の様子を見に向かうと、お!



手のひらの倍はあるかと思うほど
ビッグなハイビスカス!

ハイビスカスって、派手な割にはどこか可憐でデリケートな印象がありますが・・・。
これはまさに此処まで咲くか!と言いたくなるほどオドロキ

まるで花が「私を見なさい!」と道をふさいでいる感じさえします。

その上には、いつも名前を調べ忘れてしまうこの花??




わりと年中咲いている気がするのでもしかしたら紅色の葉っぱなのかも知れません。
空に透かすととてもきれい!大好きなので『紅水烏龍』のTOPにも使っているのですが
なんていう名前の木(花)なんだろう。。。?

もし知っている方がいらしたら教えてください~スマイル
  


Posted by 『宗』 at 23:58Comments(4)台湾の花

2010年04月22日

南風が吹くと・・・

今日も天気が良いのに南風。。。晴れ

湿気タラーッをたくさん運んでくる南風が吹くと製茶ができません。

南風がどのくらい湿気を含んでいるかと言うと。。。

これくらい!




フロアーをモップで掃除したわけではありませんアセアセ
風が吹いただけでタイル張りの床なんかはジト~っと湿ってきちゃうのです!

日本ではあんまり見ない現象ですよね。。。

小雨が降る日や今日のように南風が吹くときのために、『日光萎凋』に替わって熱風を使って生茶葉の水分を飛ばす『熱風萎凋』がありますが、それで萎凋が成功したところで後の発酵工程で湿度が影響しないとは考えにくいので、今日も製茶はお休みです大泣き

(カメハメハ大王の息子達みたい・・・。)






  


Posted by 『宗』 at 23:54Comments(0)台湾茶

2010年04月21日

【超】ヘルシー☆豆花(トウファ)

飛行機たまにはスイーツ♪



こては『豆花』(トウファ)と呼ばれる豆腐のようなスイーツ。

豆腐というか、ふわふわ柔らかい豆腐そのもので、甘く煮た落花生や
小豆といっしょにさっぱりした甘さのシロップに浮かべられています。

このどんぶりで一人前。かなりの量ですがペロリン♪と食べれてしまいます。
(今回はテイクアウトで購入。容器に入れて渡してくれます)

しめて約120円なり!メロメロ<ウマヤス!

これね、シロップに『ジャスミン』『金木犀』などを入れても上品な味に仕上がりそう。
暑い季節にはキンキンに冷やした『豆花』雪をコース料理のデザートで出してみたい♪

デートにもオススメ!good





おなかいっぱい食べても
気にならないスイーツ!
食べに来ませんか??


きちみんね!台湾~♪



  


2010年04月20日

新竹駅・新竹火車站(シンチュウフォーツォーツァン)





昔から何かとお世話になっている『新竹駅』・中文では『新竹火車站』。
史跡と言うとどこか古びた感が漂いますが、もうすぐ100歳を迎える駅舎は
今でもバリバリの現役です




1913年(大正12年)に完成した新竹駅。目の前には『SOGO』のビルが建っています。

新竹には2年ほど住んだことがあるのですが、『新竹科学園区』という
半導体や液晶、太陽光パネルなどの大工場地帯があるだけに外国人
(出張員・駐在員)が多く、また市街地も清潔で結構住みやすかったです。

新竹は別名『風城』と呼ばれるほど風が強く、
ここで作られるビーフンは最高級品と言われています(安いけどね♪)

老街にある麺屋の『ザーサイロースゥビーフン』の旨いこと旨いこと♪あっ、画像発見ニコニコ
あらら、『ザーサイロースゥメン』の方でした。。。オドロキ





100年間、人々の旅立ちを見送ってきた新竹駅。
今日も同じ場所でドッシリとお仕事しています。





台北から電車で2時間あまり、東方美人の産地でもあります。
遊びにきてくれたら『新竹ビーフン』ご馳走するよ~♪ラーメン


  


Posted by 『宗』 at 18:56Comments(9)台湾に残る日本の史跡

2010年04月19日

白文緑茶をおいしく淹れよう♪

サクラ




伝説の品種、白毛猴の血統を受け継ぐ『白文』(パイウェン)から作られた珍しい緑茶『白文緑茶』の販売が決定いたしました!

春季限りの限定緑茶!
サクラフレッシュな香りさらにおいしく淹れてみましょう♪ワーイ




美しい黄緑の茶葉、一番茶の香りがぎっしり詰まっています♪
茶葉自体の香りもチェックしてみて下さいね
クローバー



茶葉の量はこの位を目安にどうぞ、茶器の底が隠れる程度~濃い目がお好きな方なら5分の1程度。
温めた茶器に茶葉を入れると、フッとさわやかメロメロな香りが昇ります。

お茶を入れるお湯の温度は、80℃前後がお勧め。
いちど湯冷まし等に沸騰したお湯を注ぎ、ゆっくり10秒ほど置いて(冷まして)
水圧で茶葉を攪拌するように少し高い位置からお湯を注ぎましょう。





一煎目は90秒。二煎目は10秒短く、それ以降は20秒ずつ入れる時間を延ばしてお楽しみください。






サクラクローバーきれいな香りの白文緑茶クローバーサクラ
ごゆっくりお楽しみください。







 【2010年・春茶予約スタートしました】
☆。,:*:・'゜'・:*:,。,:*:・'゜☆。:'・,:*:・:*:,。,:*:・'
ピカピカ\(*・∇・)/*【台湾から一番茶の香り】*\(・∇・*)/ ピカピカ

   台湾茶の台湾福茶

※今回台湾で製茶しました烏龍茶は、春茶予約ページよりご注文いただけます!
  


Posted by 『宗』 at 16:22Comments(2)台湾茶

2010年04月17日

思い出の街・桃園(タオエン)

まだ中国語を話せもしない20代のなかばくらいに住んでいた街、『桃園』(タオエン)。
たまたまお隣に『鶯歌』(インクァ)=陶磁器の街=に用事があったので久しぶりに寄ってみた。

我が田舎町、『苗栗』(ミヤオリィ)とは打って変わって人が多い、昔からこの街はゴミゴミしてて
生まれながらの田舎者である僕にとってはあまり心地の良い街という印象は無い。。。けど、懐かしい(笑)

【桃園駅】いろんな人種が入り混じってゴミゴミ♪



台湾921大地震のときもこの街で被災して、歩道で毛布に包まって寝ていたし、ガーン
アメリカで119テロが発生したときもこの街のホテルでテレビを見ていたし、韓国人の
友人とお酒を飲みながら歴史認識問題で大論争になり最後はお互い泣きながらハグし合った
むさ苦しい思い出もある笑いアセアセ

10年が経ち、あのころ通っていた麺屋のちびっ子が綺麗な娘さんに成長していたりオドロキ
デパートが無くなっていたりしたけど、この街はあの頃のままゴミゴミしている♪

【鶯歌の問屋街】茶器の問屋がたくさん♪



ものすごく素敵な『水瓶』(でっかい!)と出会ってしまって、危うく購入しそうになっちゃいました。。。危険
(あれで3日ぐらい寝かせた水でお茶を淹れると堪らないだろうなぁ。。。)みずがめ座



あ、そうそう。
921大地震以降、パッタリと同窓会のお知らせが来なくなったのは何故だろう
タラーッ

  


Posted by 『宗』 at 23:29Comments(4)台湾の◆散歩道

2010年04月15日

凍頂烏龍老茶にみる後発酵(その1)茶葉

台湾で『老』(ラオ)といえば『年数を経た・年代物』という意味で珍重する文化があり、『老茶』だけではなく長期貯蔵の酒は『老酒』と呼ばれ、またお茶を淹れる茶壺(急須)その他の道具なども年代を経るたびに価値を高めていきます。

それだけに『老茶』の世界は高価格帯の中で玉石混合状態となっており、上質な老茶と出会うのは極めて難しいのが現状です。

また、老茶の製法も茶葉を定期的に火入れしながら長期保存したものや、焙煎前の毛茶の状態から長期保存しながらゆるやかな焙煎を施して仕上げるものなど、地域や産地で様々な製法を見ることができます。

前回(凍頂烏龍(老茶))紹介した老茶(産地:鹿谷郷)も興味深いもので、幾日か夜霧を茶葉に吸収させた後に『走水』(ツォウスイ)と呼ばれる乾燥を目的とした軽い焙煎を定期的に繰り返して仕上げたというもので、夜露にあてることにより茶葉が水分を含み後発酵がさらに深いものになったと予想されるほど同年代の老茶と比べてみると茶葉の外観などに大きな違いが現れています。

同じく20年ほど熟成させた名間郷の老茶と比べてみました。


【左:(産地)名間郷/右:(産地)鹿谷郷】=水色と茶底(茶殻)=



水色は似ていますが、鹿谷郷(右)の方がわずかに深みがあります。
茶底は鹿谷郷(右)のほうがはるかに硬く、名間郷(左)の茶底にはまだ柔らかさが残っています。
これは、(右)が水分を含んだ茶葉に対して長時間の焙煎を幾度か繰り返したためです。

【左:(産地)名間郷/右:(産地)鹿谷郷】=茶葉=





【名間郷の茶葉】



茶葉には光沢があり紅色がかったブラウン。
『明るくトーンの高い干したイチゴのような香り』があります。
 『ブランデーのようなふくよかな香り』。

【鹿谷郷の茶葉】



茶葉には光沢があり濃縮した紅色と深緑、黒光りしているように見える。
アルコールのように鼻腔の奥まで届く印象と『干し葡萄の濃厚で甘い香り』をメインに、『干しリンゴの明るい甘さ』わずかな『ヨード香』が見え隠れする複雑な香り。


≪続く≫






 【2010年・春茶予約スタートしました】
☆。,:*:・'゜'・:*:,。,:*:・'゜☆。:'・,:*:・:*:,。,:*:・'
ピカピカ\(*・∇・)/*【台湾から一番茶の香り】*\(・∇・*)/ ピカピカ

   台湾茶の台湾福茶

※今回台湾で製茶しました烏龍茶は、春茶予約ページよりご注文いただけます!
  


Posted by 『宗』 at 22:00Comments(2)台湾茶

2010年04月14日

銀の雲は月を追う。。○

きょうも怡香烏龍に張り付いています。

早朝から。。。あ、いい天気♪


朝日の中で新しい花を見つけました。
蘭の一種でしょうか、名前はわかりませんが小さな花が輝くように咲いていました。





中国の古典音楽に『銀の雲は月を追う』という曲がありますが
なぜかそれが頭に浮かんで、朝なのに月?などと可笑しく。

でも、なんだかそんなイメージ浮かびませんか?





今夜も咲いているのだろうか、月下でもきっと美しい花。







  
タグ :台湾自然


Posted by 『宗』 at 09:48Comments(0)台湾の花

2010年04月13日

超旨い!安い=☆台湾の農産物♪からECFAを考えた。

台湾にはたくさんのフルーツが溢れています。
写真は『ヴァバ』、芯が紅色の品種で香りが強く南国のフルーツらしい美味しさ。
1個14円也。。。(安)オドロキ




こちらは『とうもろこし』1本35円




安いだけではなく、こちらの野菜はとっても美味しい!
例えば、『キャベツ』や『ほうれん草』などは日本にもある野菜ですが台湾のほうが味が濃く力強い。
こういう味は、宮崎の綾で有機栽培農業をされているヤマオさんの野菜以来。

とうぜん綾の有機野菜は高級ですが、台湾では味
的に(料理人ならは羨ましがるほど美味しいと思う)
そのくらい美味しい野菜が日本の4分の1位で普通
に売っています。

ところが台湾では今、農家の方々を戦々恐々とさせる大問題に直面しています。
それがECFA問題

ECFAというのは、中国と台湾の間でお互い関税を撤廃しましょうね♪というもの。

曰く、台湾の製造業にとっては中国という巨大市場の門が
開けることなり、中国側としては台湾からの技術吸収が望
めますよ♪

表向はwin-winの関係に見えます。

でも、ちょっと考えるとその裏では更に安価で農薬まみれの
農産物が大量に台湾へ流れ込んで来るわけです。

基本的に台湾の人々は中国産の野菜を「毒菜」と呼んで
食べない、買わない習慣がありますが、ECFA後はどうでしょう?

レストランで使われる野菜などから少なからず影響を及
ぼしはじめ、さらに安価な中国の農産物が一般家庭へ
流入してくる可能性も考えられます。

台湾の農業は少しずつ競争力を失い、必然的に大陸産の
農産物に頼る社会構造が構築されて行くかも知れません。

こんにちの台湾経済の立役者は新竹科学園区に代
表される半導体や液晶の製造業と、中小企業と言わ
れます。

政治的には農家よりも彼らのほうが発言力があるのは
想像に難くありませんが、自分の国を世界の舞台に立
たせようというときに農業を切り崩してそれを行うと日本
みたいになっちゃいそうで心配。
(ちゃんと使命を果たそうとしている日本の政治家の方にはゴメンナサイ)

中国を中心に自給率30%の国を見てみると、
日本・韓国・台湾。。。
これって絵に描いたように何とやら(怖)

僕らって中国とアメリカが夢中になっている金魚すくいゲームの『金魚』みたい。危険


実質から遠くかけ離れている現在では、命の次に大切なものは
『お金』じゃなくて『食物』ということを『土』から考えないといかん
と思うんじゃよね。

客家の人たちに伝わる言葉。
『土があれば生きていける』




  


Posted by 『宗』 at 21:25Comments(0)台湾茶

2010年04月12日

怡香烏龍(イーシャンウーロン)天気待ちの日々。。○

今日は晴れて製茶には最高のお天気!!
よ~し!製茶するぞ~アップ




と、思ったのもつかの間、、、タラーッ
『南風』ダウン

台湾の『南風』は重い湿気を運んでくるので、いくら天気が良くても南風が吹いているときは発酵茶の製茶には向きません。
なにしろ、南風が吹けはタイル張りの床が水滴で湿ってしまうほど重い湿気を運んでくる。

近代化(大量生産を目的とした)された製茶場では、天気が悪くても『熱風萎凋』をはじめ発酵を促す送風機などを使い製茶を敢行しますが、そうでないお茶がある。

全ての条件が揃った製茶するべき一点を狙って作り上げる。




怡香烏龍というお茶はそういうお茶なのです。


生産者の李欽徳氏とはもう長年のつきあいで、製茶の大先輩であり歳の離れた大切な友人でもあるのですが、それ以上になぜここまでこのお茶にこだわるかと言うと半発酵茶に少し詳しい方は下の写真を見れば一目瞭然!



茶葉の周囲に美しく均一に紅色に発酵のあとが残っているのが確認できますか?
怡香烏龍は、軽発酵・無焙煎でお茶本来の清清しさを前面に出したお茶なのですが、それでもここまで発酵のあとがのこるほどしっかりと発酵させている。これが本来の軽発酵と言えるかも知れません。李欽徳氏の製茶技術、とくに発酵へのこだわりは凄いのです。

何はともあれ、
新茶が出来上がったあかつきにはぜひ試し下さい!
産地ブランドやコンテストの肩書きなどドーデモよくなるちっ、ちっ、ちっほどの感動をお届けしたいと思います!
(お茶ができればの話しですが・・・ガーン


で、

今日の僕の仕事は、、、何をしていたかといいますと。。。

李欽徳氏の貯水池にアヒルを放流(って言うのか??)
してましたカエル




あ~アフラック!




あせるなアセアセあせるなオレ!





日本男児の心にはこんな言葉が生きている!サクラ
。。。。まで待とうアフラック!

  


Posted by 『宗』 at 23:55Comments(2)台湾茶

2010年04月10日

凍頂プーアル【丑年】2009年・追記




昨日このブログにて紹介した『凍頂プーアル茶』ですが、
思いがけないほどたくさんのご予約を頂き
誠にありがとうございます!

ちょっぴり驚いております!オドロキ

そこで、このお茶をさらに美味しく楽しむためのコツを見つけましたので
お知らせいたします。(プーアル茶を愛好されている方はご存知かも)

製茶年が2009年ということもあり、プーアル茶としてはまだまだ
幼いお茶なのですが、飲まれる前日に使う分だけ茶葉をほぐして
置いておくだけで空気となじんで香りに深みが生まれます。

ある程度ほぐしたものを『茶缶』に入れて保管するのも良いかもしれません。
僕は蓋つきの『一煎杯』にいれて1日寝かせておきました。

・一煎杯[桜]/[あさがお]

まるでワインのデキャンティングみたいですが、試す価値あり!です。

一般的に空気はお茶の質を下げる原因の1つなのですが、逆に
香りを引き出してくれるとは・・・。後発酵茶も面白いですね~アップ

凍頂プーアル茶がお手元に届くまでまだ1ヶ月以上ございますが、
ご参考までに。本パー





 【2010年・春茶予約スタートしました】
☆。,:*:・'゜'・:*:,。,:*:・'゜☆。:'・,:*:・:*:,。,:*:・'
ピカピカ\(*・∇・)/*【台湾から一番茶の香り】*\(・∇・*)/ ピカピカ

   台湾茶の台湾福茶

※今回台湾で製茶しました烏龍茶は、春茶予約ページよりご注文いただけます!
  


Posted by 『宗』 at 21:49Comments(0)台湾茶

2010年04月09日

台湾産プーアル茶(凍頂プーアル茶)2009年





先日、凍頂烏龍の産地を訪ねた際に発掘した凍頂烏龍で作ったプーアル茶の販売が決定いたしました!

【外観】
表面に茶の成分が染みだし光沢が現れています。香りは『梅の花』・『杏』・『若葉』・『干草』など紅茶に近い甘い芳香。
まだ幼いプーアル茶ですが、熟成しつつある深みを帯びた甘い香りが喉の奥まで届くようです。
2009年丑年の押印と『茶牛迎福』の押印が施されています。

このプーアルの特筆すべきところは、しっかりとビンテージ(生産年)及び裏面には産地である『台湾』と製茶場の札が押印されているところ。
美しいだけではなく今後の熟成も楽しみですね!



【裏面】




【本来ならば最低でもあと2年ほど熟成させた後に味わいたいところですが、現時点でテイスティングしてみました。】

【お茶の解き方】
凍頂プーアルはきつく緊圧されて固まっていますが、使用する分ずつ端のほうからめくるようにほぐしてゆくと比較的簡単です。
硬いときには『アイスピック』などで少しずつほぐしていきましょう。




【茶葉の量】
これはお好みで結構ですが、茶壺(急須)の5分の1くらいを目安にしてみてください。





【水色】
まるで油をたらしたように光沢をもった水面を、細やかで密度の濃い湯気が渡るように走り、昇ってゆきます。



若々しく力強い水色。このあと5年・10年後にはどんな水色に成熟してゆくのでしょう。
目の前のお茶を楽しみながら未来の姿を想像できるのは熟成茶の醍醐味ですねニコニコ



【香り】(ぜひ聞香杯を使ってお楽しみください)
はじめ『干し草』・『乾燥した木の皮』・『蜜』のようにトーンの高い甘い香り(紅茶のイメージに近い)。
それからやがて『熟したリンゴ』の香りのような喉の奥にまで届くような甘美な香りが現れ、聞香杯が冷えるころには凍頂烏龍茶の特徴でもある『蘭の花』の香りへと変化してゆきます。ただ、まだ茶が若いために老茶がもつような重厚さは現れていません。


【味わい】
舌先に触れた瞬間に柔らかく繊細な口感に驚かされます!その後リンゴのような風味をまといつつまろやかな甘さが口全体に広がり、やがて『干しリンゴの皮』を噛んだようなほのかな収斂味を舌の奥に残して喉へと滑り込んでゆく。
余韻は柔らかく、ボディーは意外なほど軽い。今後の成熟が非常に楽しみなお茶です。



【茶底】
固形から解して淹れるお茶なので茶葉の原型を確認することは難しいですが、よくみると緑色を残した部分も確認できます。
なるほど、原料となる茶葉には紅茶のように重い発酵を施しているようです。




【保存方法】
残ったプーアル茶は、通気性のある包装紙や大きめの封筒に入れて『直茶日光』・『異臭』・『湿気』のない涼し居場所(常温)で保管すればゆるやかに時間をかけて熟成してゆきます。。。



一時期、プーアル茶が投機の対象とされていたことがありますが、このお茶は台湾茶の一つの可能性として、台湾茶を愛する方の傍らで共に時間を過ごしてゆけるようなお茶でありたいと願います。

じっくりと、時間をかけておつきあいいただけましたら幸いです。


(※全生産量100枚のうち40枚を確保しております。数に限りがございますのでご注文はお早めに。)





 【2010年・春茶予約スタートしました】
☆。,:*:・'゜'・:*:,。,:*:・'゜☆。:'・,:*:・:*:,。,:*:・'
ピカピカ\(*・∇・)/*【台湾から一番茶の香り】*\(・∇・*)/ ピカピカ

   台湾茶の台湾福茶

※今回台湾で製茶しました烏龍茶は、春茶予約ページよりご注文いただけます!
  


Posted by 『宗』 at 23:00Comments(4)台湾茶

2010年04月08日

雨・雨・雨じゃがよ、どんげもならんね~in 台湾

早朝、雨の音で目覚める。

清明節を過ぎ、本来ならば製茶のピークを迎えているはずがあいにくの雨続きで茶摘の時期をじっと待っている。

未練がましく外に出てみる。
やはり雨、息も白い。。○




幸いにも?と言えるかもしれない、ここのところ肌寒い日が続
いているので茶葉もゆっくりと茶摘を待ってくれている。

まぁ良い、、、陰天に鮮烈な緑。
喜びざわめく生命の個個が、春の雨を美しくする。
まぁいいよ。。。  (´ー` )雨

いのちが喜んでいる。











台湾茶の台湾福茶  


Posted by 『宗』 at 12:23Comments(0)台湾の◆散歩道

2010年04月07日

『白文』(台茶14号)から作られた緑茶

『白文』(パイウェン)という品種から作られた緑茶が届きました。
(南投縣名間郷:機械摘み/生産者:李金洲)

『台茶14号』とも表記されるこの品種は、有名な『金萱』(台茶12号)・『翠玉』(台茶13号)などと同じく台湾(茶業改良場)で品種改良されたお茶です。

余談ではありますが、この『14号』から『17号』までの新品種にはそれぞれ、
14号(白文)・15号(白燕)・16号(白鶴)・17号(白鷺)
『白』が付いています。

これは、これらの品種が『白毛猴』という品種の血統を受け継ぐため。

・・・で、なぜこの『白毛猴』という品種に改良場がここまでご執心かというと、白いうぶ毛(『白毫』(パイホウ)と言います)
たくさん生えた長く美しい幼芽をもつために審美に重きをおく『東方美人』や『白茶』の原料として極めて優秀であるからです。
品種ごとに比べると外観の違いが分かりやすいです⇒品種別『東方美人』

いずれ後述するつもりですが、伝説的品種『白毛猴』の血統を受け継ぐ『白文』で作られたのが今回の緑茶。

【茶葉外観】
今回の茶葉は、凍頂型烏龍のように半球型の外観に仕上げています。
茶葉からは、梨のようなほんのり甘くみずみずしい香り。





【茶水】
クリームのような質感のある黄緑色。
細かな濁りがあり(杯をしばらく置けば底に沈殿するほど)旨味が濃い、ほんのり『梨』など果実系の甘味を感じます。
緑茶らしい茶葉本来の生々しい苦味、飲んだ後の清涼感は印象強く、喉を過ぎた後にも濃厚な甘味が残ります(『回甘』強し)
かなり力強いお茶で、濃い目に淹れると芳醇かつエッジの効いた味わいを満喫していただけると思います。




かなり厚みのある水色。クリームのような濁りが濃厚な旨味を期待させます。




【茶底】
緑茶として製茶したことにもよりますが、かなり肉厚な茶殻で指で触ると強い弾性を感じます。
青い果実のような、みずみずしさが前に立つ甘い香り。





今回の茶葉は機械摘みの茶葉を半球型になるまで強く揉み込んでいるために旨味と香りの鮮烈さが際立ち
全体的にインパクトの強いお茶に仕上がっています。さわやかにスタートしたい朝や、これからの暑い時期に
冷やしてもオススメ!

価格もお手ごろなうえTOPA認証の無農薬・無化学肥料のお茶なので
今季の春茶限定で入れてみようかな。。。と、考えております。




 【2010年・春茶予約スタートしました】
☆。,:*:・'゜'・:*:,。,:*:・'゜☆。:'・,:*:・:*:,。,:*:・'
ピカピカ\(*・∇・)/*【台湾から一番茶の香り】*\(・∇・*)/ ピカピカ

   台湾茶の台湾福茶

※今回台湾で製茶しました烏龍茶は、春茶予約ページよりご注文いただけます!
  


Posted by 『宗』 at 22:28Comments(3)台湾茶

2010年04月06日

金萱茶2010年テイステイング

今季の金萱茶(一番茶)が4ロット仕上がりました!ニコニコ
と、言っても、茶葉を乾燥(焙乾)させただけのものなので、これからどのロットをどのように火入れして仕上げていくか選びます。





茶摘は3月中旬に行われたものです。
茶摘のようす(3月18日)
製茶のようす(3月19日)




当日の天気や茶園の状態を思い出しながらティステイング。茶葉を選んで行きます。

摘まれる前の茶葉の状態茶樹の樹齢(根の深さ)茶摘当日の天候などからある程度
期待できるロットの目処はついているのですが、これが見事に覆されることもあるので結
局は人間の官能に頼るところになる。

今回は、『春茶らしい茶葉自体の力強さ』に重点を置いて選ばせていただきました。
このあと、多くの方々から愛されているバニラのような金萱茶の甘い香りを引き立たせるために李金州氏へ焙煎を指示します。




☆最後まで迷った2つのロット、どちらも飲んでもらいたいのですが(笑)
今回はより力強い下のロットに決定。(仕上がりをお楽しみに~)チョキ



もし、台湾茶の研究やご自分で焙煎を楽しむために

焙煎前(乾燥しただけ)の茶葉が欲しい!

という方がいらっしゃれば1kg単位になりますがお届け可能です。


ホームページのお問い合わせからご連絡下さいませ。
(台湾からの送料など含め、別途お見積もりご連絡差し上げます。)
↓↓↓↓↓



 【2010年・春茶予約スタートしました】
☆。,:*:・'゜'・:*:,。,:*:・'゜☆。:'・,:*:・:*:,。,:*:・'
ピカピカ\(*・∇・)/*【台湾から一番茶の香り】*\(・∇・*)/ ピカピカ

   台湾茶の台湾福茶

※今回台湾で製茶しました烏龍茶は、春茶予約ページよりご注文いただけます!
  


Posted by 『宗』 at 13:00Comments(4)台湾茶

2010年04月02日

コレありですか?と聞きたくなったよ!鱘龍魚(シンロンユィ)

先日、親戚の結納があり酒席が設けられた。
このようなお祝い事の酒席は『嬉酒』(シィーチョウ)と言って、かなり豪華な料理が並べられます。
まぁ、それはいつものことなのですが。。。そのなかにコイツつがいた。。。

鱘龍魚(シンロンユィ)
12年に及ぶ台湾ライフの中で始めてお目にかかる魚。



ワニのように背中に硬いウロコ?皮?があってまるで『生きた化石』
(まぁ、料理されているわけですが・・・)

お店の主人に聞いたのですが、台湾の渓流に住んでいる魚、淡水魚なのですねぇ。



頭部はまるで亀のようで、額から背中にかけて硬い骨格に覆われています。
サメ?お顔はと言いますと、見たまんま
愛嬌の欠片も感じられませんでした。。。(コワオモテ)ガーン

ほんとうに君のこと、
食べちゃっても良いんですか??オドロキ
夜中にうなされたりしませんかー?
叫び(ヒ、、、ヒレがあるし・・・。)







そうとう美味しかったです!
(爆)

きめ細やかで弾力のある白身
かなりのものでした!



  


Posted by 『宗』 at 23:46Comments(2)おいしい食【台湾】

2010年04月01日

台湾産☆凍頂プーアル茶

最高に面白いお茶に出会いましたのでさっそく報告!カエル
サンプルとして送られてきたのでまだ詳細はわかりませんが、、、

なんと、台湾産!
しかも凍頂で作られたプーアル茶!!

條型茶葉のまま麹菌をかけて後発酵させた台湾産のプーアル茶は見たことがありますが、今回のものは木型を彫って押し固めています(相当の手間が掛かっています)まさに冒険的なお茶お茶といえますね。

【おもて】



『茶牛迎福』と押されているので、2009年の新年用に08年の冬に作られたのでしょう。


【うら】


台湾産として、裏側には製茶場のロゴ(札)と台湾の押し型が施されています。

茶葉からは一般的なプーアル茶のカビやホコリ臭いイメージと違い、梅の花、杏の甘い香り、若葉、干草が混ざった甘くふくよかな香りがあり期待に胸が踊ってしまいます♪
面白いな~メロメロ

このお茶は、詳細がわかり次第おってレポートしたいと思います!





 【2010年・春茶予約スタートしました】
☆。,:*:・'゜'・:*:,。,:*:・'゜☆。:'・,:*:・:*:,。,:*:・'
ピカピカ\(*・∇・)/*【台湾から一番茶の香り】*\(・∇・*)/ ピカピカ

   台湾茶の台湾福茶

  


Posted by 『宗』 at 16:00Comments(2)台湾茶